イコーラ代表の藤井です。
タイトルが少し強烈ですが、本日は「社長が暇であればあるほど儲かる」という真理に迫っていきたいと思います。
「忙しい割にはあまり儲かっていない」
「毎日の仕事が忙しすぎて未来の打ち手を考える時間がない」
このような課題意識をお持ちである中小企業経営者の疑問に答えます。
本記事を読めば儲かっている社長は実は暇である理由が分かります。
2分程度で読めるのでしばしお付き合いください。
暇な社長ほど実は儲かっている!?
結論からいいましょう。
暇な社長ほど「ビジネスの仕組み」を完成させているため、忙しく働かなくても利益が出る体制を作っているんですね。
一方で、儲かっていない会社ほど社長が社員と一緒に汗を流して働いていることが多いです。
このようなことをいうと、社長が現場に出て何が悪い!という反論を受けます。その反論は半分正しくて、社長は現場のことも精通している必要があります。
しかし、私が言いたいのは社長は現場に居すぎるのは将来の成長を阻害することであり、社長は現場から離れなければならないのです。
なぜ社長は現場を離れないといけないのか?
一言でいうと、社長の仕事は「未来を創る仕事」だからです。
会社には舵取り役が必要です。
会社をどのように成長させるか、ミッションを創ってどのように実現していくか。これらは社長が全てやることです。
また、ビジネスレベルにおいても如何にして100円で買ったものを101円、102円にしていくかは社長の手腕が問われます。つまり、利益(付加価値)を生み出す仕組みを創るのは社員ではくて社長です。
そのような利益を生み出す仕組み作りを「未来を創る仕事」とイコーラでは呼んでいて、社長の重要な業務の一つであると位置づけています。
私が見てきた2人の社長の違い
具体的にイメージしていただくために、私が今まで見てきた2人の社長の違いをお伝えします。
A社長は飛び抜けて優秀な方で、世界有数の外資系コンサルティング会社からオファーが来るような社長でした。
その優秀さやカリスマ性をもとに日本を代表する大企業から案件を受注。日に日に会社は成長していきました。
しかし、A社長は仕組みを作ること無く、現場に張り付いていてプレイングマネジャーとして案件を回していたのです。その結果、会社は大企業の下請け的な立ち位置になってしまいました。
一方B社長もA社長に劣らず優秀な方でした。
B社長もその実力で会社を成長させてきました。一方で仕組み化にも力を注ぎ、ほとんど出社しなくても業務が回るビジネスモデルとオペレーションを創り上げました。
私からすればB社長は飲んだくれているイメージしかありませんでしたが(笑)。会社は安定的に利益を叩き出し、とあるビジネスは将来いつでも売却できるくらい高度に仕組み化されています。
あなたはA社長とB社長どちらを選びますか?
社長が構築すべき「ビジネスの仕組み」
それでは、社長は具体的に何をすべきなのでしょうか?
私が社長にお薦めする仕組み創りは以下です。
・セールスの仕組み
・プロダクト(サービス)生産の仕組み
・バックオフィスの仕組み
中小企業では社長が営業を統括する立場にいることが多いと思います。そこで、最低限マーケティング/セールス/商品・サービス創りの仕組みを社長自身が整えておきたいところです。
全てのビジネスは商品やサービスを創って売ることで成り立っているので、ビジネスの根幹の仕組み創りをすることで社長は圧倒的に時間ができます。
そして創出された時間を他の社長と交流すること、次の打ち手を考えること、勉強することに使ってみてください。それだけであなたのビジネスが倍々ゲームで伸びていくはずです。
まとめ
ここまで暇な社長ほど実は儲かっている理由についてお伝えしていきました。
働く内容を変えるとは「ビジネスの仕組み」を創ることです。仕組みを創って暇になった時間を将来に投資し、会社の更なる成長を手に入れてください。
社長は働いてはいけない訳ではないくれぐれも誤解なきようにお願いしたいのですが、社長は働いてはいけない訳ではありません。私も働くことは大好きで毎日遅くまで働いています。
そうではなくて、社長の働く内容を変えることで会社の成長が全く異なるということをお伝えしたいのです。